肩甲骨はがしマイスター®の考える腰痛

腰痛でお悩みの方の多くは、骨盤(仙腸関節、腰仙関節)に歪みがあり、腰椎にも歪みがあります。
それだけでは無く、何十年も前に捻挫した足首の関節が歪んたままで、ちゃんと治ってないために長年の間に腰への負担が蓄積して腰痛が発症しているケースも度々見受けられます。
他にも膝関節や股関節、殿筋群の働きが悪くて腰に痛みが出ていることもあります。

背部から臀部にかけての筋膜の問題が絡んでいるケースだと『肩甲骨はがし』が有効です。

慢性腰痛の方の大半は、猫背であったり姿勢が悪く、胃や腸など消化器系が常時圧迫されていて内臓の血行や働きが悪いので、それが悪循環となって腰痛が慢性化しているということです。

【発症しやすい方の一例】
・肥満、お腹が出ている方 (腹筋群の弱化or筋力低下、腹圧の低下など)
・脚を組む癖がある方 (大腰筋+腸骨筋の弱化or筋力低下、内転筋群の弱化or筋力低下など)
・ハイヒールをよく履く方 (重心バランスの問題など)
・猫背、姿勢の悪い方 (骨盤、腰椎のズレなど)
・前傾姿勢が多い方 (前面と背面の筋力バランスの問題など)
・デスクワークが多い方 (骨盤、腰椎のズレ、大腰筋+腸骨筋の弱化or筋力低下など)
・立ったままの時間が長い方 (重心バランスの問題、前面と背面の筋力バランスの問題など)
・敷き布団が柔らかすぎる方 (寝返りの不足、体圧分散の問題など)
・重い荷物を持つことが多い方 (腰方形筋、殿筋群、大腰筋+腸骨筋の疲労など)
・ガードルなど締め付けがきつい下着を常用する方 (腹筋群の弱化or筋力低下、腹圧の低下など)
・仙骨座りをする方 (腰仙関節のズレ、大腰筋+腸骨筋、殿筋群、腰方形筋の弱化or筋力低下)
・バッグをいつも同じ側の肩にかける方 (重心バランスの問題)

【予防】
長期間、腰痛ベルトをしていると筋力低下が起こり、腰痛の原因を招いてしまいます。
ですが、熱い鍋を持つ時にミトンを着ける様に、『重い荷物を持つ』『掃除機をかける』など腰に負担のかかる作業中は使うべきだと思います。

特に治療中の方は、腰痛に効果的な骨盤ベルト(https://www.daiyak.co.jp/product/detail/276)を正しい着用方法でタイミングに応じて適切に、徹底して使用する事で回復を促進することが私の臨床経験上わかっています。

・長時間の座りっぱなし、立ちっぱなしなど同じ姿勢は避ける
・腰掛ける時には深く座る(仙骨座りはNG)
・寝る時、起床時には腰に負担をかけない起き方を心がける
・床に置いた重量物を持ち上げる際は腕の力で上げようとせずに、腰を落とし膝を曲げて持ち上げる
・重い荷物を隣の人に渡す時は腰を回すのではなく、立ち位置を変えて体の向きを相手に向けてから渡す
・筋肉疲労が原因でも起こりやすいため、長時間連続で家事をしたり運転したりしないこと
・普段から腹式呼吸をするようにしてトレーニングしておく
・ストレスを溜めないようにする